📌 施工案件情報

• 📁 案件名：

• アルミパネル リン酸模様風塗装工事

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• 🎨 施工内容：
  アルミ素地に対するパーカー処理、プライマー・アクリル焼付・ウレタンによる多層塗装、および3色を使ったリン酸模様風の意匠仕上げ

📝 工事内容の詳細

アルミニウムは酸化皮膜が安定しているため、塗装を行う際は塗料が剥がれないようにする工夫が必要です。

本工事では、塗膜の密着性を最大化するために「パーカー処理」と呼ばれる前処理を均一に施しました。これにより、アルミ素地の表面に緻密な凹凸を作り出し、塗料がしっかりと食い込む土台を構築しています。この前処理が、塗装後の剥離リスクを根本から防ぐ鍵となります。

次に、塗膜を構成するプライマー、アクリル焼付、ウレタン仕上げの3層構造をムラなく形成しました。各層には定められた乾燥時間や焼付温度があり、これを厳守することで、層間の密着不良を防ぎ、塗膜全体の耐久性を確保しています。

意匠の要となるリン酸模様風の仕上げは、3色を重ねることで実現しています。色の重ねる順序、塗布量、ぼかし具合が少しでも異なると、パネルごとの模様が不自然になってしまいます。

当社では、熟練の職人が一枚一枚、高い再現性をもって丁寧に吹き付け、パネルごとの色調や模様のバラつきを最小限に抑えました。特に、パネルの端やジョイントになる細部にまで模様を自然に入れ込むことで、現場で設置した際に継ぎ目が目立たず、統一感のある意匠美を実現しています。使用した塗料は、耐久性と耐候性に優れた大日本塗料の製品を採用し、長期間にわたる美観維持します。

🖼️ 施工写真

💡 提案内容と施工のポイント

• アルミ素地への「パーカー処理」の均一な実施｜アルミ素地と塗膜の密着不良を根本的に防ぐため、アルミに最適な前処理（パーカー処理）を丁寧かつ均一に行い、強固な塗膜形成の土台を築きました。

• 多層塗装における膜厚・乾燥条件の徹底管理｜プライマー、アクリル焼付、ウレタンという3層構造において、各層の焼付温度や乾燥時間を厳守。層間の密着と、塗膜全体の均一な膜厚を確保しました。

• 3色模様付けの「再現性」と「統一性」の確保｜リン酸模様風の意匠の品質を左右する色のバランスとぼかし具合について、3色の重ね方と順序を厳格に統一し、全パネルで高い再現性を実現しました。

• ジョイント部まで細部の丁寧な仕上げ｜現場でパネルを並べた際に、継ぎ目やジョイント部で模様が途切れないよう、パネルの端部まで自然につながるように模様を施すことで、高い意匠性を追求しました。

📊 工事概要

株式会社ユーコーでは、今回のようなアルミパネルの「リン酸模様風塗装」をはじめとする特殊意匠塗装から、設備塗装やリペア補修、工場・倉庫の大規模外壁／屋根塗装まで、用途とご予算に合わせて最適な施工プランをご提案しています。

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