奈良県のマンションで、アルマイト材の手摺りに見つかったキズを塗装で直したアルマイトの補修の事例です。専用のプライマー、現場で調色したブロンズカラー、ツヤ消しクリヤーの3段階で、補修の跡が目立たないように仕上げました。工期は2日です。
施工案件情報
| 施工対象 | マンション共用部の手摺り(アルマイト材) |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 |
| 工事区分 | リペア・補修(キズの補修塗装) |
| 施工範囲 | 手摺り各所 |
| 工期 | 2日 |
アルマイトの補修の工事内容
新築や大規模修繕の現場では、工事の終わりに養生を外したあとで、思わぬキズが見つかることがあります。今回の手摺りはアルミにアルマイト処理をした材料で、多数のキズが見つかりました。お客様が簡易的に補修を試みたものの、色むらやツヤの違いが残り、引き渡しの前の仕上がりにお困りでした。
アルマイト材は表面が硬く、塗料が密着しにくい材料です。また、金属らしい独特の質感があるため、一般的な塗料で上から塗ると、その部分だけ色やツヤが浮いて補修の跡が目立ちます。そこで、まずアルマイト材に密着しやすい専用の下塗り「スペシャルプライマー」を塗りました。
次に、既存の手摺りの色に近づけて現場で調色した「ブロンズカラー」で色を補い、最後に「ツヤ消しクリヤー」を重ねています。ツヤ消しクリヤーで塗料の光沢を抑えることで、アルマイトの落ち着いた質感に近づけ、見る角度を変えても補修した部分が目立たないようにしました。
アルマイトの補修の工程ごとの施工写真
手摺りの上面:補修前と仕上がり

補修前の上面

補修を終えた上面
細かなキズが付いていた手摺りの上面(左)を補修し、まわりと見分けがつきにくい質感に仕上げました(右)。
手摺りの正面:補修前と仕上がり

補修前の正面のキズ

補修を終えた正面
キズの位置にテープで目印を付け(左)、補修して仕上げました(右)。
塗料が付かないようにする養生

ガラス面の養生

手摺りまわりの養生
手摺りの下のガラス面などはシートで覆い(左右)、塗料が付かないようにしてから補修しました。
補修の前の手摺りと養生

補修前のキズ

養生した手摺り
キズのある手摺り(左)のまわりを養生し(右)、プライマーから塗り始めます。

調色した塗料での補修
調色したブロンズカラーで色を補い、このあとツヤ消しクリヤーを重ねて質感を整えました。
アルマイトの補修で押さえたポイント
一つ目は、専用プライマーでの密着の確保です。塗料が密着しにくいアルマイト材に、専用の下塗り(スペシャルプライマー)を使いました。
二つ目は、現場での調色です。既存の手摺りの色に近づけて、ブロンズカラーを現場で調色しました。
三つ目は、ツヤ消しクリヤーでの質感の調整です。塗料の光沢を抑え、アルマイトの落ち着いた質感に近づけて、補修の跡が目立たないようにしました。
四つ目は、引き渡し前の短い工期です。多数のキズの補修を、2日で終えました。
アルマイトの補修の工事概要
| 施工対象 | マンション共用部の手摺り |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 |
| 施工範囲 | 手摺り各所 |
| 素地 | アルミ(アルマイト材) |
| 工程 | 養生 → 素地調整 → 下塗り(スペシャルプライマー) → 調色した塗料(ブロンズカラー) → ツヤ消しクリヤー |
| 使用塗料 | 建装カラー スペシャルプライマー/ブロンズカラー/ツヤ消クリヤー |
| 工期 | 2日 |
アルミやスチールの部材の傷・凹み・剥がれの部分補修は、リペア・補修のページでご案内しています。
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