駅のエレベーター機械室で、溶接焼けや手袋跡の汚れが残っていたスチールパネルに、エレベーター機械室の塗装を行った事例です。汚れを落としてからローバルシルバーで塗り直し、業務に影響が出ないよう1日で仕上げました。
施工案件情報
| 施工対象 | 駅のエレベーター機械室内のスチールパネル |
|---|---|
| 工事区分 | 修正塗装(汚れ・溶接焼け) |
| 面積 | 15㎡ |
| 使用塗料 | ローバルシルバー |
| 工期 | 1日 |
エレベーター機械室の塗装の工事内容
エレベーター機械室は利用者の目に触れない場所ですが、設備の安全管理や点検のしやすさのためにも、きれいな状態を保つことが大切です。今回は、室内のスチールパネルに残った溶接焼けや手袋跡の汚れが目立つ状態で、お客様からは業務に影響が出ないよう1日で解消したいというご要望をいただきました。
パネルには、溶接のときの熱でできた焼け跡や、作業中に付いた手袋の跡が残っていました。塗装の前に、溶剤とケレンでこうした汚れや油分を落とし、塗膜が密着する状態に整えています。
仕上げに使ったのは、ローバル株式会社の「ローバルシルバー」です。亜鉛末を多く含む有機ジンクリッチ塗料で、アルミ顔料を配合したシルバー色に仕上がります。ジンクリッチ塗料は、塗膜の中の亜鉛が鉄より先に腐食することで、鉄の素地を錆から守る塗料です。見た目の回復と、鋼材の錆対策を兼ねて選びました。
エレベーター機械室の塗装の工程ごとの施工写真
パネルの汚れ:施工前と仕上がり

施工前のパネル

塗り直したパネル
黒い汚れの跡が残っていたパネル(左)を、汚れを落としてからローバルシルバーで塗り直しました(右)。
手袋跡の汚れと仕上がりの塗膜

手袋跡の汚れ

仕上がりの塗膜
作業中に付いた手袋跡の汚れ(左)も、塗装で目立たなくなりました(右)。
養生と塗装

養生して塗装

枠の奥のパネルの塗装
まわりの配管や機器はシートで養生し(左)、鉄骨の枠の奥など手の届きにくい部分も、塗り残しのないように塗りました(右)。
機械室の内部

機械室の内部

パネルと鉄骨の枠
パネルの手前には鉄骨の枠や配管が通っており、すき間からの作業になります。限られた時間の中で終えられるよう、作業の順番と人の配置を事前に決めて進めました。
エレベーター機械室の塗装で押さえたポイント
一つ目は、汚れと焼け跡を落としてから塗ることです。溶接焼けや手袋跡の油分・汚れを溶剤とケレンで除去し、新しい塗膜の密着を高めました。
二つ目は、塗料の選び方です。見た目の回復に加えて鋼材の錆対策も考え、ジンクリッチ塗料のローバルシルバーを選びました。
三つ目は、1日で終える段取りです。駅の施設のため、作業の工程と人員を事前に計画し、安全に配慮しながら1日で終えています。
四つ目は、細部まで均一に塗ることです。パネルの継ぎ目や枠の奥、配管のまわりも、塗りむらが出ないように塗りました。
エレベーター機械室の塗装の工事概要
| 施工対象 | エレベーター機械室内のスチールパネル |
|---|---|
| 面積 | 15㎡ |
| 素地 | スチール |
| 工程 | 汚れ・溶接焼けの除去 → ローバルシルバーの塗装 |
| 使用塗料 | ローバル株式会社 ローバルシルバー |
| 工期 | 1日 |
設備や機械の塗装で、塗料や工法が決まる条件は設備塗装とは?建築塗装との違いと、塗料・工法が決まる条件で解説しています。対応している工事は設備・機械塗装のページでご案内しています。
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