新しく導入したスチール製の機械設備2基に、ローバルシルバーの吹付塗装を行った事例です。稼働前に防錆の塗膜をつくっておきたいというご要望と、設備の設置スケジュールに合わせて1日で終えたいというご依頼に合わせ、油分や汚れを落としてから吹付で仕上げました。
施工案件情報
| 施工対象 | 新しく導入した機械設備(スチール製) |
|---|---|
| 工事区分 | 初期防錆の吹付塗装 |
| 数量 | 2基 |
| 使用塗料 | ローバルシルバー |
| 工期 | 1日 |
ローバルシルバーの吹付塗装の工事内容
新しい設備は、製造段階で防錆処理がされていることも多いですが、厳しい環境で使う場合や長く使い続けたい場合は、稼働前に防錆の塗膜を加えておくと効果的です。今回は、お客様から稼働前の初期防錆と、設置の予定に遅れが出ないよう1日での完了をご依頼いただきました。
使用したのは、ローバル株式会社の「ローバルシルバー」です。亜鉛末を多く含む有機ジンクリッチ塗料で、アルミ顔料を配合した落ち着いたシルバー色に仕上がります。ジンクリッチ塗料は、塗膜の中の亜鉛が鉄より先に腐食することで、鉄の素地を錆から守る塗料です。
新品の設備でも、搬送や設置のときに付いた油分や汚れが残っていると、塗膜が剥がれる原因になります。塗装の前に溶剤などで汚れを落とし、そのうえで複雑な形状にも均一に塗れる吹付で仕上げました。
ローバルシルバーの吹付塗装の工程ごとの施工写真
機械設備のフレーム:施工前と仕上がり

施工前のフレーム

シルバーで仕上げたフレーム
塗装前のスチール製フレーム(左)と、ローバルシルバーを吹き付けたフレーム(右)です。ボルト穴や金具のまわりまで、シルバー色の塗膜で覆っています。
汚れ落としと吹付

油分・汚れの除去

スプレーガンで吹付
まずフレームに付いた油分や汚れを拭き取り(左)、塗膜が密着する状態にしてから、スプレーガンでローバルシルバーを吹き付けます(右)。
入り組んだ部分への吹付

側面と穴まわりの吹付

複数の部材に続けて吹付
刷毛では塗膜の厚みにむらが出やすい入り組んだ形状も、吹付なら細部まで均一に塗れます。2基分の部材を作業台に並べ、続けて吹き付けました。
吹き付けた部材

吹付後の部材

仕上げた長い部材
吹付を終えた部材です。ローバルシルバーは、亜鉛めっきのような強い光沢を抑えた、落ち着いたシルバー色に仕上がります。

使用したローバルシルバー
今回使用したローバルシルバーの缶です。メーカーは、亜鉛めっき面の補修や、ローバルの上塗りにも使える塗料としています。
ローバルシルバーの吹付塗装で押さえたポイント
一つ目は、吹付で塗膜の厚みをそろえることです。機械設備は複雑な形状が多く、刷毛塗りでは厚みにむらが出やすいため、吹付で細部まで均一に塗りました。
二つ目は、塗る前の汚れ落としです。新品でも搬送や設置で付いた油分や汚れが塗膜の剥がれにつながるため、溶剤などで落としてから塗装しました。
三つ目は、1日で終える段取りです。設備の設置・稼働の予定に遅れが出ないよう、作業の順番と人の配置を事前に決めて進めました。
四つ目は、防錆と見た目の両立です。ローバルシルバーは防錆の塗膜であると同時に、落ち着いたシルバー色で設備の見た目も整えます。
ローバルシルバーの吹付塗装の工事概要
| 施工対象 | 新しく導入した機械設備(スチール製) |
|---|---|
| 数量 | 2基 |
| 素地 | スチール |
| 工程 | 油分・汚れの除去 → ローバルシルバーの吹付 |
| 使用塗料 | ローバル株式会社 ローバルシルバー |
| 工期 | 1日 |
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