改修工事を終えたマンションで、多くの住戸の玄関扉の枠に出た塗膜めくれの補修を行った事例です。枠全体を塗り直すのではなく、めくれた部分だけを直す部分補修とし、既存の色に合わせて現地で調色した塗料で仕上げました。工期は3日です。
施工案件情報
| 施工対象 | マンションの玄関扉の枠(スチール製) |
|---|---|
| 工事区分 | リペア・補修(塗膜めくれの部分補修) |
| 範囲 | 多くの住戸の扉まわり各所 |
| 工期 | 3日 |
塗膜めくれの補修の工事内容
大規模な改修工事を終えたあと、しばらくしてから一部の塗装に、めくれや剥がれが見つかることがあります。今回は改修後のマンションで、多くの住戸の玄関扉の枠(スチール製)に塗膜のめくれが出ていました。玄関まわりは居住者の方が毎日目にする場所のため、早く、目立たないように直す必要がありました。
対象の住戸が多く、すべての枠を一から塗り直すと費用と日数がかかります。そこで、めくれが出た部分だけを直す部分補修をご提案しました。作業は、浮いてしまった塗膜を皮スキで取り除くところから始めます。サンドペーパーで境目を研磨して段差をなくし、脱脂と清掃をしてから塗装に入りました。
塗装では、まず密着剤の「ミッチャクロン」を塗り、素地と既存の塗膜への密着を高めています。続いて日本ペイントの防錆塗料「ファインデクロ」で下塗りをし、上塗りには同社の「ファインウレタンU100」を使いました。上塗りの色は、既存の色に合わせて現地で調色しています。補修した部分だけが浮いて見えないよう、まわりとの境目をぼかすように塗り、3日で対象の箇所を仕上げました。
塗膜めくれの補修の工程ごとの施工写真
扉の枠:補修前と仕上がり

補修前の扉の枠

補修を終えた扉の枠
塗膜がめくれていた扉の枠(左)を、既存の色に合わせて補修しました(右)。
めくれの状態

めくれが出た箇所

めくれの寄り
扉の枠の縁にめくれが出ており(左)、大きく剥がれている部分もありました(右)。
浮いた塗膜の除去とケレン

浮いた塗膜の除去

境目の研磨
浮いた塗膜を取り除き(左)、境目を研磨して段差をなくしました(右)。
脱脂と色の確認

脱脂と清掃

色の確認
表面を脱脂・清掃し(左)、色見本を当てて既存の色を確かめてから調色しました(右)。

枠の上塗り
扉はシートで養生し、枠の補修部分にローラーで上塗りをしました。
塗膜めくれの補修で押さえたポイント
一つ目は、部分補修のご提案です。すべての枠を塗り直すのではなく、めくれた部分だけを直す方法で、費用と日数を抑えました。
二つ目は、再発を防ぐ下地づくりです。浮いた塗膜を取り除き、研磨と脱脂のあとミッチャクロンを塗って密着を高めました。
三つ目は、現地での調色です。色見本で既存の色を確かめ、上塗りの色を現地で合わせました。
四つ目は、補修跡の目立ちにくさです。まわりとの境目をぼかすように塗り、補修した部分だけが浮いて見えないようにしました。
塗膜めくれの補修の工事概要
| 施工対象 | マンションの玄関扉の枠 |
|---|---|
| 範囲 | 多くの住戸の扉まわり各所 |
| 素地 | スチール |
| 工程 | 浮いた塗膜の除去 → ケレン・研磨 → 脱脂 → 密着剤 → 下塗り → 上塗り(現地調色) |
| 密着剤 | ミッチャクロン |
| 下塗り | 日本ペイント ファインデクロ |
| 上塗り | 日本ペイント ファインウレタンU100(現地で調色) |
| 工期 | 3日 |
補修した跡を目立たせない色合わせは金属パネルの補修塗装の色合わせ|素材と仕上げ別に補修跡を目立たせない手順で、補修で直すか塗り替えるかの判断はリペア塗装か塗り替えか|素材と劣化の状態で決める判断のポイントで解説しています。部分的な補修はリペア・補修のページでご案内しています。
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ご相談・お見積り
改修後に見つかった塗膜のめくれや剥がれの補修は、株式会社ユーコーにご相談ください。補修する箇所の数と素材、めくれの様子がわかる写真、既存の色がわかれば、部分補修か塗り直しかの判断も含めて進め方をご案内します。
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