「溶接焼け・手袋跡の汚れ」を解消!
エレベーター機械室をキレイに改修
今回の施工事例は、某駅のエレベーター機械室内パネルに行った汚れ・溶接焼け修正塗装工事です。
機械室は日常的に利用者の目に触れなくとも、施設の安全管理と資産価値維持のため、清潔な状態を保つ必要があります。
お客様からは、溶接焼けや手袋跡の汚れといった見た目の問題を、業務に影響が出ないよう「1日」で解消したいというご要望をいただきました。
📌 施工案件情報
- 📁 案件名:
機械室内汚れ・溶接焼け修正塗装工事 - 🎨 施工内容:
エレベーター機械室内スチールパネルの汚れ除去・防錆修正塗装
📝 工事内容の詳細
今回の工事は、エレベーター機械室内のスチール製パネルを対象とした設備塗装の中でも特殊な修正塗装工事です。
機械室内のパネルは、溶接時の熱による焼け跡や、作業員による手袋跡などの汚れが残りやすく、見た目の悪さが問題となっていました。
仕上げに使用したのは、高い防錆効果で知られる「ローバル シルバー」です。
これは、塗膜中に亜鉛を豊富に含んだジンクリッチペイントであり、錆が発生しやすいスチール(鉄)の素地を電気化学的に保護する機能を持っています。一般的な上塗り塗料とは異なり、塗るだけで亜鉛めっきと同等の強力な防錆効果を発揮するのが大きな特徴です。
施工においては、まず溶接焼けや汚れ(手袋跡など)を徹底的に除去し、塗装面を均一にしました。
その後、ローバル シルバーを細部にまでしっかりと塗装することで、短工期(1日)で美観を回復させるとともに、機械室という重要な施設の鋼材の長寿命化を実現しました。
🖼️ 施工写真
【施工前】

【施工中】

【施工後】

💡 提案内容と施工のポイント
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問題解決に特化した塗料選定(ローバル シルバー): 美観の回復と同時に、強力な防錆効果を求める機械室の環境を考慮し、溶融亜鉛めっきに近い防錆力を持つ**「ローバル シルバー」をご提案。短期間で高機能な保護層**を形成することを最優先としました。
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美観を回復させるための徹底した下地準備: 塗装前に溶接跡の黒い焼けや手袋跡の油分や汚れを、溶剤や適切なケレン作業で完全に除去しました。この徹底した汚れ除去が、新しい塗膜の密着性を高め、美しい仕上がりの基礎となります。
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短工期(1日)での安全かつ確実な作業計画: 駅施設内の機械室という場所柄、1日という限られた時間の中で作業を完了させるため、作業工程と人員配置を綿密に計画。安全性に配慮しつつ、細部の塗り残しがないよう確実な塗装を実施しました。
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細部まで均一に仕上げる技術: パネルの継ぎ目や裏側、配管周りといった細部の構造にも、ローバル シルバーの特性を活かしつつ、塗りムラができないよう丁寧に塗布。機能的な見た目の**シルバー色(N-7相当)**で統一感を出し、清潔感のある機械室へと改善しました。
📊 工事概要
| 工期 | 1日 |
| 面積 | スチールパネル 15㎡ |
| 素地 | スチール |
| 使用塗料 |
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📷 その他の施工中写真





