竣工後の工場で、排気口パネルなどの設備パネルの内面に見つかったキズを、現地に出向いて直す設備パネルのキズ補修を行った事例です。設置済みで持ち出せない設備のため、工場のルールを守りながら現場で塗装し、錆止めの下塗りと防錆形の上塗りで2日間で仕上げました。
施工案件情報
| 施工対象 | 工場内の排気口パネルなど配管設備まわりの通気パネル |
|---|---|
| 工事区分 | 出張塗装(設備のキズ補修) |
| 素地 | スチール |
| 工期 | 2日間 |
設備パネルのキズ補修の工事内容
今回の補修の対象は、竣工後の工場内にある排気口パネルをはじめとする、スチール製の設備パネルでした。外から見るときれいな状態でしたが、パネルの内面を確認すると、施工時や運搬時についたとみられる細かなキズがいくつも見つかりました。設備はすでに設置されていて、取り外して持ち出すことができないため、当社の職人が現場に出向いて、その場で塗装する方法をとりました。
まず、塗装しない機械や床に塗料が付かないよう、シートとテープで養生します。そのうえで、キズのまわりの汚れや油分を取り除き、研磨して表面を整えました。下塗りには、日本ペイントの「ハイポンファインプライマーⅡ」を使っています。鉄素地への密着がよく、錆止めの効果が高い塗料で、キズからの錆の発生を抑えます。
上塗りには、同社の「防錆形ファインウレタンU100」を使いました。仕上がりのツヤに加えて防錆の機能もあり、設備を湿気や汚れから守ります。配管が通る入り組んだ内面は、刷毛とローラーを使い分け、手の届きにくい部分には柄を付けたローラーで塗り残しがないように仕上げました。工場ごとの安全ルールや入退場の手順を守りながら作業を進め、2日間ですべての補修を終えています。
設備パネルのキズ補修の工程ごとの施工写真
排気口パネル:補修前と仕上がり

補修前のパネルの内面

補修を終えたパネル
補修する箇所が点在していたパネルの内面(左)を、均一に塗り直しました(右)。
研磨と上塗り

キズまわりの研磨

ローラーでの上塗り
キズのまわりを研磨して整え(左)、小さなローラーで上塗りをしました(右)。
別のパネルと配管の奥

別のパネルの塗装

配管の奥の塗装
まわりを養生して別のパネルも塗装し(左)、配管の奥の入り組んだ部分は刷毛で塗りました(右)。
フレームの塗装と仕上がり

フレームの塗装

仕上がったフレーム
パネルの上のフレームも刷毛で塗り(左)、まわりと色をそろえて仕上げました(右)。

柄付きローラーでの塗装
手の届きにくい奥の面は、柄を付けたローラーで塗り残しがないように塗りました。
設備パネルのキズ補修で押さえたポイント
一つ目は、持ち出さずに現地で直す対応です。設置済みの設備や配管を取り外さずに職人が現場で塗装し、輸送の手間と費用をなくしました。
二つ目は、見えにくい内面の仕上がりです。普段は目に付かないパネルの内側も、キズを隠すだけでなく、均一な塗膜に仕上げました。
三つ目は、工場のルールに沿った作業です。竣工後の工場内の作業手順や動線、安全基準を守って作業しました。
四つ目は、防錆を考えた塗料の組み合わせです。錆止めの下塗りと防錆形の上塗りを重ね、キズからの劣化が進まないようにしました。
設備パネルのキズ補修の工事概要
| 施工対象 | 工場内の排気口パネルなど配管設備まわりの通気パネル |
|---|---|
| 素地 | スチール |
| 工程 | 養生 → 清掃・研磨 → 下塗り → 上塗り(刷毛・ローラー) |
| 下塗り | 日本ペイント ハイポンファインプライマーⅡ |
| 上塗り | 日本ペイント 防錆形ファインウレタンU100 |
| 工期 | 2日間 |
補修で直すか塗り替えるかの判断はリペア塗装か塗り替えか|素材と劣化の状態で決める判断のポイントで、遠方の設備を頼むときの進め方は全国対応の出張塗装|遠方の設備を頼むときの費用の決まり方と進め方で解説しています。設置場所での塗装は出張塗装のページで、部分的な補修はリペア・補修のページでご案内しています。
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ご相談・お見積り
設置済みの設備のキズ補修や、検査で見つかったキズの手直しは、株式会社ユーコーにご相談ください。設備の種類と場所、補修したい箇所の数、キズの様子がわかる写真があれば、現地での塗装の進め方と日程をご案内します。
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