バイオテクノロジー機器の本体や扉、カバーなどの部品で、機器部品の焼付塗装を行った事例です。粉体プライマーを吹き付けて焼き付けたあと、デュラクロンシルバーを重ねて焼き付け、膜厚を確かめてから梱包して納めました。工期は2日です。
施工案件情報
| 施工対象 | バイオテクノロジー機器の本体・扉・カバー・部品(スチール製) |
|---|---|
| 工事区分 | 焼付塗装(粉体プライマー+シルバー) |
| 工期 | 2日 |
機器部品の焼付塗装の工事内容
焼付塗装は、塗料を塗ったあとに高い温度で焼き付けて塗膜を硬化させる塗装です。硬く傷が付きにくい塗膜になり、衝撃や薬品にも強くなります。今回はバイオテクノロジー機器の本体や扉、カバーなどの部品を焼付塗装しました。機器の性質上、耐久性と耐薬品性が求められる塗装です。
下塗りには、久保孝ペイントの粉体プライマーを使いました。粉の塗料を静電気で部品に付着させ、高い温度で焼き付けて硬化させます。部品を吊るして塗装ブースで吹き付け、炉で焼き付けることで、密着がよく防錆性の高い下地をつくりました。
上塗りには、大日本塗料の「デュラクロンシルバー」を使い、ツヤのあるシルバーで仕上げています。上塗りも炉で焼き付けたあと、膜厚計で塗膜の厚みを確かめ、傷が付かないよう梱包して出荷しました。部品ごとに塗装と焼付けを進め、2日で仕上げています。
機器部品の焼付塗装の工程ごとの施工写真
カバー:塗装前と仕上がり

塗装前のカバー

仕上がったカバー
塗装ブースに吊るしたカバー(左)を、シルバーで焼付塗装しました(右)。
粉体プライマーの吹き付け

粉体プライマーの吹き付け

下塗り後の部品
粉体プライマーを吹き付け(左)、部品の全面に下塗りをしました(右)。
下塗りの焼付け

下塗り後の扉

下塗りの焼付け
下塗りを終えた扉(左)や本体、カバーを、炉で焼き付けました(右)。
シルバーの上塗り

シルバーの上塗り

開口のある部品の上塗り
デュラクロンシルバーを吹き付け(左)、開口のある部品も細部まで塗りました(右)。
上塗りの焼付け

上塗り後の扉

上塗りの焼付け
上塗りを終えた扉(左)や本体を、炉で焼き付けて仕上げました(右)。
膜厚の確認と梱包

膜厚の確認

梱包
膜厚計で塗膜の厚みを確かめ(左)、傷が付かないよう梱包して出荷しました(右)。

カバーへの吹き付け
長いカバーは吊るしたまま、塗装ブースで吹き付けました。
機器部品の焼付塗装で押さえたポイント
一つ目は、焼付塗装による硬い塗膜です。高い温度で焼き付けて硬化させ、傷や衝撃、薬品に強い塗膜にしました。
二つ目は、粉体プライマーの下地です。静電気で付着させて焼き付け、密着がよく防錆性の高い下地をつくりました。
三つ目は、シルバーの仕上がりです。デュラクロンシルバーを重ねて焼き付け、ツヤのある仕上がりにしました。
四つ目は、出荷前の確認です。膜厚計で塗膜の厚みを確かめ、傷が付かないよう梱包して納めました。
機器部品の焼付塗装の工事概要
| 施工対象 | バイオテクノロジー機器の本体・扉・カバー・部品 |
|---|---|
| 素地 | スチール |
| 工程 | 下塗り(粉体プライマー)→ 焼付け → 上塗り(シルバー)→ 焼付け → 膜厚の確認 → 梱包 |
| 下塗り | 久保孝ペイント 粉体プライマー |
| 上塗り | 大日本塗料 デュラクロンシルバー |
| 工期 | 2日 |
焼付塗装の工程と向く部材は焼付塗装とは?通常の塗装との違いと工程、向く部材で、焼付塗装と粉体塗装の違いは焼付塗装と粉体塗装の違い|仕上がり・耐久性・費用の決まり方と選び方で解説しています。対応している内容は焼付塗装・粉体塗装のページでご案内しています。
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