工場設備の長期保護!
急速ろ過装置の塗装工事で耐久性と防錆性を強化
今回の施工事例は、某工場に新設された急速ろ過装置の塗装工事です。
ろ過装置は、常に水と接するため、一般的な設備以上にサビや腐食対策が重要となります。
適切な塗装を行わないと、設備の寿命が短くなるだけでなく、水質の汚染にもつながりかねません。
📌 施工案件情報
- 📁 案件名:
某工場設備 急速ろ過装置塗装工事 - 🎨 施工内容:
ろ過装置の新設塗装工事
📝 工事内容の詳細
今回の工事は、某工場に新設された急速ろ過装置のスチール製タンクや配管、その他部品への塗装です。
ろ過装置は、水のろ過という重要な役割を担っており、常に水に触れるため、塗料には高い防錆性と耐水性が求められます。
そこで、下塗りには関西ペイントの「エポマリンJW」を使用しました。この塗料は、エポキシ樹脂系の塗料で、海水や淡水に常時浸漬するような厳しい環境下でも優れた防食効果を発揮します。新設の設備に対してこの塗料を下塗りに使うことで、初期段階から強力なサビ対策を施すことができます。
上塗りには、同じく関西ペイントのウレタン樹脂系塗料を選定しました。ウレタン樹脂系塗料は、耐久性や耐候性に優れており、美観を長く保つことができます。
また、今回は視認性の高いグリーン色で仕上げることで、設備の存在感を際立たせ、安全性の向上にも寄与しています。特に、配管や弁類のような複雑な形状の箇所は、刷毛やローラー、スプレーガンを使い分け、膜厚が不足しないように細部まで丁寧に仕上げました。
🖼️ 施工写真
【施工前】

【施工中】

【施工後】

💡 提案内容と施工のポイント
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過酷な環境に対応する塗料選定:常に水と接するろ過装置の特性を考慮し、高い防食・耐水性を持つ「エポマリンJW」を下塗りに採用。設備の寿命を飛躍的に延ばすことを目的としました。
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複雑な箇所の丁寧な施工:配管や弁類といった細かな部分も、塗料の膜厚が不足しないよう、熟練の職人が手作業で丁寧に塗装しました。これにより、全体にわたって均一で強固な塗膜を形成しました。
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徹底した品質管理:塗装の完了後には、塗膜の密着性、厚み、均一性を厳密に検査しました。お客様に最高の品質をお届けするため、見えない部分の品質にもこだわって作業しました。
📊 工事概要
| 工期 | 3日間 |
| 面積 | ろ過機 2基 |
| 素地 | スチールタンク・配管・他部品 |
| 使用塗料 | グライト工業株式会社 グライト |
📷 その他の施工写真








