沖縄県にある変電所で行った、変電所の塗装の事例です。施設内の設備の一部を全面的に塗装し、施設内全域で傷や劣化が出た部分を補修塗装しました。塩害の出やすい地域のため、エポキシ系の錆止め塗料と2液型ウレタン塗料を組み合わせ、約1週間で仕上げています。
施工案件情報
| 施工対象 | 変電所内の設備(外装パネル・ダクトなど) |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 |
| 工事区分 | 出張塗装(全面塗装・補修塗装) |
| 施工範囲 | 全面塗装:施設内の一部/補修塗装:施設内全域 |
| 工期 | 約1週間 |
変電所の塗装の工事内容
塩害の出やすい地域では、風に運ばれた塩分が金属の表面に付き、錆の進みが早くなります。沖縄県の変電所の設備も、こうした環境にさらされていました。今回の工事では、現地に出向いて塗装する出張塗装で、施設内の設備の一部を全面的に塗装し、あわせて施設内全域で傷や劣化が出た部分を補修塗装しました。
塗装の仕様は、塩害への備えを考えて決めました。ケレンで古い塗膜や腐食した部分を取り除いたあと、下塗りにエポキシ系の錆止め塗料、上塗りに2液型ウレタン塗料を使っています。エポキシ系の錆止め塗料は鉄の面への密着と防錆を受け持ちます。2液型ウレタン塗料は主剤と硬化剤を混ぜて使う塗料で、耐候性のある丈夫な仕上げの塗膜をつくります。
変電所は電力の供給を担う重要な施設のため、作業中の安全管理と工程管理が欠かせません。養生と立入りの管理、作業者への事前の教育を行い、決めた工程に沿って作業を進めました。
変電所の塗装の工程ごとの施工写真
外装パネル:補修前と仕上がり

補修前の外装パネル

仕上げた外装パネル
表面に点々と傷みが出ていた外装パネル(左)を補修し、塗装で仕上げました(右)。
傷んだ部分の補修

補修箇所の下地調整

傷に補修材を入れたパネル
傷や劣化した部分は、ケレンで古い塗膜や腐食した部分を取り除き(左)、補修材で表面を整えてから塗装します(右)。
ダクトの養生と仕上がり

継ぎ目を養生したダクト

仕上げたダクト
ダクトの継ぎ目の部分をテープで養生してから塗装し(左)、仕上げたダクトです(右)。
高い位置の作業

脚立での作業

ローラーでの塗装
高い位置のダクトは脚立を使い、2人で作業しました(左)。ダクトの面はローラーで塗っています(右)。

脚元のスプレーガン塗装
設備の脚元など細かい部分は、スプレーガンで塗装しました。
変電所の塗装で押さえたポイント
一つ目は、塩害を考えた塗料の組み合わせです。下塗りにエポキシ系の錆止め塗料、上塗りに2液型ウレタン塗料を使いました。
二つ目は、ケレンです。古い塗膜や腐食した部分を残さないよう取り除き、新しい塗膜が密着しやすい状態にしました。
三つ目は、全面塗装と補修塗装の使い分けです。施設内の一部は全面的に塗装し、それ以外は施設内全域で傷や劣化した部分を補修塗装しました。
四つ目は、安全対策です。養生、立入りの管理、作業者への事前の教育を行い、重要な施設の中での作業に備えました。
変電所の塗装の工事概要
| 施工対象 | 変電所内の設備(外装パネル・ダクトなど) |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 |
| 施工範囲 | 全面塗装:施設内の一部/補修塗装:施設内全域 |
| 素地 | スチール |
| 工程 | 養生 → ケレン → 補修 → 下塗り(エポキシ系錆止め) → 上塗り(2液型ウレタン) |
| 使用塗料 | エポキシ系錆止め塗料、2液型ウレタン塗料(ポリウレタン樹脂・重防食) |
| 工期 | 約1週間 |
動かせない設備を現地で塗る判断と工程は機械の出張塗装とは?動かせない機械を現地で塗る判断と工程で解説しています。対応している内容は出張塗装のページでご案内しています。
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